スマホのアップデートと、失敗してしまうときの対処法!
iPhoneでもAndroidでも、定期的にアップデートの通知が表示されます。
通知が出たら、すみやかにアップデートするのが一番。
アップデートすると、スマホに新たな機能が追加されるだけでなく、セキュリティの強化やプログラムの不具合が解消されます。
アップデートするのに料金はかかりません。
しかし、時にはアップデートに失敗することも。
そんなときはどうすればよいのでしょう。
1. iPhoneのアップデート
iPhoneでは、歯車マークの「設定」を開き、一般 → ソフトウェアアップデート と進み、「iOsは最新です」と表示されればアップデートは不要です。
最新でない場合は、「今すぐアップデート」をタップするとアップデートが開始されます。
2. Androidのアップデート
Android スマホのアップデートには、Googleシステムアップデート、セキュリティアップデート、Google Playのシステムアップデート、各種アプリのアップデートの 4 種類があります。
方法は二つあり、通知からアップデートを実施する、または設定アプリから行います。
通知から行う場合は、スマホのステータスバーにある「システムアップデートの開始」の通知をタップすると、アップデートが始まります。
設定アプリから行う場合は、システム → システムアップデート と進むと、アップデートを開始できます。
3. アップデートしないとどうなるか
アップデートを行わないと心配なのが、セキュリティです。
スマホを狙うウィルスなどのサイバー犯罪は多様化しており、古いセキュリティのままではすり抜けられてスマホに侵入され、データの漏洩や不正なアプリがインストールされるなどの危険性があります。
昨今では、スマホ一つでクレジット決済、銀行口座への振込や送金、交通機関の支払いができるので、セキュリティ対策はとても重要。
アップデートの通知が来たら早めに実行し、情報漏洩を防ぎましょう。
アップデートには、アプリなどのプログラムの不具合を改善する効果もあります。
実行することでスマホの動作がスムーズになったり、新しい機能が追加されてより使いやすくなることも期待できるのです。
一方で、稀ですがこれまで使っていた機能が削減されることもあります。
一度アップデートしたら元のバージョンには戻せないので、気になる人はアップデートする前にキャリアのウェブサイトでアップデートの内容に目を通しておくとよいかもしれません。
4. Wi-fi がなくてもアップデートできる
アップデートは、Wi-Fiがあるところで行うのがおすすめ。
自宅にWi-Fiがない場合は、モバイルデータ通信でアップデートをすることになります。
ただ、モバイルデータ通信で行うと、データ通信量(パケット量)を消費します。
アップデートでは大量のプログラムデータをダウンロードするので、月々のデータ容量に上限があるプランを利用している人は、Wi-Fiがあるところで実行するのがおすすめです。
iPhoneやAndroidは、Wi-Fiに接続しているときだけアップデートを行うように設定できます。
iPhoneなら、設定 → App Store と進み、自動ダウンロードの「アプリのアップデート」をON、モバイルデータ通信の「自動ダウンロード」をOFFにします。
Androidなら、Playストアから右上のプロフィールアイコン → 設定 と進み、ネットワーク設定 → アプリの自動更新 で、「ネットワークの指定なし」もしくは「Wi-Fi接続時」を選択してタップします。
さらに、アプリのダウンロード設定を「Wi-Fi接続時のみ」、そして アプリの自動更新を「Wi-Fi接続時のみ」に設定すると、Wi-Fi接続がないときにはアップデートをしなくなります。
5. アップデートに失敗する場合
アップデートがエラーで失敗する場合、様々な要因が考えらえます。
●「保留中」と表示されたままアップデートが終わらない
AndroidならGoogle Play、iPhoneならApp Storeの読み込みに失敗していることが考えられます。
まずはスマホを再起動してみましょう。
それでも改善しないなら、スマホの通信状態がよくないのかもしれませんので、場所を変えたり、Wi-Fiの接続先を変えるなどが有効です。
●空容量が少ない
スマホをアップデートさせるためのプログラムファイルは、かなり大きな容量です。
そのため、スマホに空容量がないと、プログラムファイルのダウンロードができず、結果としてアップデートが実施されません。
アップデートの通知が出たら、空容量がじゅうぶんあるかをチェック。
足りなそうな場合は、保存している写真や動画、使っていないアプリを削除するなどして、空容量を増やしてから実施するとよいでしょう。
●バッテリーが足りない
スマホのアップデートは、アップデート中に電源が落ちてしまうとスマホの動作プログラムに影響し、最悪の場合使えなくなってしまう恐れがあるので、バッテリーがじゅうぶん充電された状態でないと実行されないようになっています。
そのため、アップデートを実施する前に充電しておくか、充電しながらの状態でアップデートをするのがおすすめです。
●機種が古い
スマホの機種によっては、最新にアップデートできないことがあるので、この機会にスマホの買い替えを検討したほうがよいでしょう。
まとめ
スマホにアップデートの通知が表示されたら、すみやかにアップグレードしましょう。
セキュリティが強化され、動きがスムーズになったり、新しい機能が追加されることが期待できます。
失敗してしまう場合は、空容量やバッテリー残量がじゅうぶんにあるか確認しましょう。
故障が疑われる場合は、京都河原町のHELPスマホにご相談ください。