スマホのバッテリー、持ちが悪くなってきた…　その原因とは!?

スマホは、購入して数年経つと、だんだんバッテリーの持ちが悪くなってきますよね。

その原因は何なのでしょうか。

1．リチウムイオンバッテリー

　スマホで採用されているバッテリーは、リチウムイオンバッテリーです。

その特徴は、充電がはやいことと、長持ちする点、そして、高い出力密度を持つことです。

スマホについている機能は年々増加しているので、より多くの電力を必要とします。

そのため、ほかの電池より高性能なリチウムイオンバッテリーが採用されている、というわけです。

2．バッテリーが劣化してきたときに出る症状

　スマホのバッテリーは、たとえ丁寧に扱っていたとしても、年月とともに徐々に消耗していきます。

「もしかしてこのスマホのバッテリー、寿命かな?」というときに現れる症状には、以下のものが挙げられます。

●充電しても、切れるのが早い

100%満タンに充電したのに、1日もたない。

そんなときは、バッテリーが寿命に近づいているのかもしれません。

●充電しても、100%満タンまでいかない

100%表示にならずフル充電できなかったり、充電に長時間かかるという症状も、バッテリーの劣化が疑われます。

●突然再起動する、アプリの動きなどが遅い

スマホの使用中に、突然電源が落ちたり、再起動を繰り返してしまうという症状も、バッテリーが劣化している可能性があります。

また、購入当初と比べて、アプリの動きやスクロールなどが遅い・重いと感じる場合も、バッテリーが寿命を迎えているなどの問題かもしれません。

ただ、購入してそんなに経っていないのに、動きが遅いというケースなら、不要なアプリを削除することで改善する可能性もあります。

アプリによっては、画面上では開いていないように見えても、実はバックグラウンドでは稼働し続けていることがあります。

インストールしているアプリが多いと、その分バックグラウンドで動しているアプリの数も多くなりがちなので、アプリなどデータの整理をし、不要なものは削除してみるとよいでしょう。

●スピーカーの音量が小さい

いつもと同じ音量設定なのに、以前より小さく聞こえる気がする、という場合。

それが一時的ではなく長時間変わらない場合は、バッテリーの劣化が原因で、スマホのパフォーマンスが低下したのかもしれません。

3．スマホのバッテリーの寿命と、劣化する原因

　使用状況や環境にもよりますが、一般的にスマホのバッテリーは、平均寿命が2年くらいと言われています。

あくまでも「平均」なので、1年くらいで寿命がきたり、3年経っても全然問題ないなどのケースもあるでしょう。

　バッテリの劣化を早めてしまう原因には、以下が挙げられます。

●充電しすぎ

もう100%満タンの表示が出ているのに、充電したままの状態で放置すると、バッテリーの劣化を早めてしまいます。

実は、リチウムイオンバッテリーには、熱に弱いという性質があります。

しかし、充電中は発熱しているのと同じ状態なので、100%満タンなのに充電したまま放置することは、充電中の熱がバッテリーに負荷をかけ続けることを意味しており、劣化が早まるというわけです。

最新のスマホは、バッテリーが100%満タンになると、自動で制御がかかってバッテリーの劣化を防いでくれる造りにはなっていますが、充電が完了したらなるべくケーブルは外しておいた方がよいでしょう。

一日に何度も充電する、というのも、バッテリーを劣化させる原因になります。

例えば、朝、60%くらいだったので100%になるまで充電する。

その後使用し、夕方には70%まで落ちてきたので、また100%になるまで充電する。

このように、頻繁に充電を繰り返すことも、バッテリー劣化を早めます。

実は、リチウムイオンバッテリーは、およそ300回くらいの充電で劣化が急速に進むと言われています。

充電の回数を減らすことが、バッテリーの寿命を延ばすと言っても過言ではないでしょう。

●充電しながらスマホを使用する

充電中なのにスマホで動画を見たり、通話をする、というのもバッテリーの劣化を早めます。

充電中なのに使うことは、バッテリーにとって、放電と充電とが同時に行われている状態。

この状態では、スマホは熱を帯びやすくなり、熱に弱いリチウムイオンバッテリーに負荷がかかってしまうのです。

バッテリーは、スマホ修理店でかんたんに交換修理ができます。

購入から何年も経ち、劣化してきたなと感じる場合は、スマホ修理店に修理相談してみるとよいでしょう。

京都河原町駅のHELPスマホなら、バッテリ修理は即日完了できるのでおすすめです。

まとめ

スマホに使われているバッテリーは、リチウムイオンバッテリー。

充電が早く、持ちが長いうえ、高出力という性質を持つ一方、熱に弱いという面があります。

そのため、頻繁な充電や充電のしすぎ、充電中に使用することなどはバッテリーが熱を帯びるなどの負荷がかかってしまうので、避けた方がよいでしょう。

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